私たちは、多文化に関する絵本をとりあげて読み聞かせをしています。
いろいろな国の言葉で出版されている絵本、例えば『はらぺこあおむし』『かいじゅうたちのいるところ』『あおちゃんときいろちゃん』などを読んでいます。
『はらぺこあおむし』は多くの国の人に親しまれている絵本のひとつで、イベントで読む機会の多い絵本です。
この本をはじめから終わりまで一つの言語で読むのではなく、ネイティブのメンバーが、1ページずつ言語を変えて、スペイン語⇒中国語⇒韓国語⇒英語⇒日本語…というように読んでいきます。
お客さん達は、いろいろな言語の響きを楽しみつつ、想像力を働かせることができるようです。
絵本の内容や題材が異文化の懸け橋となるものを選んでいます。
例えば、日本とボリビアの懸け橋になる、子どもを主人公にしたお話『わたしはせいか・ガブリエラ』はよく読んでいる絵本です。
この絵本の主人公のように、私たちの読み聞かせが異なる文化の懸け橋となるよう常に願いながら活動しています。
さまざまな国や地域の文化を紹介する絵本を選んでいます。
よく読んでいる本は、『びくびくビリー』『ソルビム』『チュンチェ~中国のおしょうがつ』などです。
言語の違い、文化の違いの交流だけでなく、障がいや多様性、平和をテーマとしたものを読み聞かせの本として取り上げています。
配布・設置場所
⑴カフェイズミ
⑵かわさき市民活動センター
⑶神奈川県あーすプラザ
⑷川崎市夢パーク
⑸川崎市立宮前図書館 他市内図書館
読み聞かせを行うメンバーは、英語・中国語・韓国語・スペイン語などの話者がいます。
日本語での読み聞かせだけでなく、多言語での読み聞かせを行うことで、その国の文化・言葉を知るきっかけとなります。さらには、世界にはいろんな言葉があること、いろんな文化があること、いろんなお話があることなど、興味の広がりを感じることができますよ。
読み聞かせのスタッフは在日の方や、多言語を学んできた方など、幅広い方にご参加していただいています。
多言語による読み聞かせの研修も行っておりますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。
Our members who read aloud includes speakers of English, Chinese, Korean, Spanish, etc.
Not only reading in Japanese but also reading in multiple languages will help you learn about the culture and language of that country. In addition, you can feel the spread of interest in the world with various languages, various cultures, and various stories.
Our members are from various countries and also Japanese people.
If you are interested, please contact us.
私たちは神奈川県内を中心に県外をも含めた地域で活動しています。
[今までに参加したイベント]
● 神奈川県内:『あーすフェスタかながわ』『インターナショナルフェスティバルinカワサキ』『かわさき子どもの権利の日の集い』
● JBBY(日本国際児童図書評議会)、足立区立図書館、大田区など主催のイベント
● 2013年より交流を続けている石巻市の外国人親子との交流会
● 拠点としているコミュニティカフェ「カフェイズミ」での読み聞かせイベント。不定期で多言語絵本の読み聞かせを行ってきました。※今後も『多文化おはなし会』として、土曜日の午後に行っていきたいと考えています。